HOME > 技術資料 > NUK 工事管理用チェックシート目次 > 1.はじめに-2.ウレタン防水とは
NUK 工事管理用チェックシート-1/2
1.はじめに
 ウレタン防水の大きな市場であるマンション・集合住宅のストックは平成15年で約1,278万戸、着工件数としては約448万戸/年となっています。このうちマンションの専有部分を所有する262万戸が改修されているという状況です。改修工事では塗膜防水が46%のシェアを占め、年々そのポイントを伸ばしています。(矢野経済研究所:2005年防水白書より)しかし、原油の高騰による材料の値上げが起こり、これとは矛盾するように低価格での工事受注が散見され品質低下をもたらしています。
NUKでは工事管理チェックシートを作成し、ウレタンの膜厚確保のための適正施工と手抜き工事防止するためのチェックポイントを示すことで皆様の大切な財産を守っていく手助けになることを期待しております。また、後半には写真でクレーム事例を示しています。
これはNUKの推奨している工具や施工管理方法によって施工することでクレームが起きないようにするためでもあります。素人の方がみても工事前、工事中、工事後の書類までを確認できるようにしました。ぜひ、これを御活用いただき少しでも皆様のお役に立てることを期待しております。

2.ウレタン防水とは
 工事管理チェックシートをご紹介する前にウレタン防水とはどのようなものなのかをご紹介します。
ウレタン防水(ウレタン塗膜防水工法)とは、ふつうの塗料よりやや粘り気があり、マヨネーズのような液状の材料です。基本的に主剤と硬化剤の2成分の液状材料が石油缶やオイル缶に入ったものを混合して施工するというもので、施工すると2つの成分が化学的に反応して徐々に硬化し、約1日かけて(季節や成分によって硬化時間は異なります)継ぎ目のないシームレスな防水層になります。ウレタン材料を屋上やベランダなどにコテや専用器具などで塗って防水層を形成する工法です。
他の防水と大きく異なるところは、継ぎ目のないシームレスな防水層に仕上げることができるというメリットです。たとえ複雑な形状の屋上やベランダでも容易に施工できるという点です。


 目次 ←●→ 次へ3 

(このページは2006年12月更新)