技術情報technical

環境対応に関する情報

「環境宣言」
「環境宣言」運用指針

日本ウレタン建材工業会

 日本ウレタン建材工業会は、環境問題の全地球的・全人類的な重大性に鑑みて、日本建築仕上学会の環境宣言(http://www.finex.jp/Information/s-kankyosengen.html)に賛同し、日本建築仕上学会と連携を図ると共に、その基本的な方針に対しては、以下のような独自の環境対策基本方針を掲げています。

1.長寿命[耐久性向上]
  1. 建築物の長寿命化に対応できる高物性・高耐久性を有する防水材料及び防水工法の開発と普及推進に努めます。
  2. 建築物の躯体・構造体を保護する役目を担い、建築物の延命化に資するよう努めます。
2.自然共生[環境への配慮](「環境対応型防水システム認定制度」による)
  1. 環境汚染に配慮し使用材料の無溶剤化を図り、大気中へ放散される有機溶剤の低減に努めます。
3.省資源・環境[廃棄物の低減](「環境対応型防水システム認定制度」による)
  1. 資源の有効利用及び産業廃棄物の低減を図るため、材料容器の再利用・有効利用を普及推進します。
  2. 既存防水層を再利用・延命を図るべく同質のウレタン防水材を塗り重ね、撤去廃材=産業廃棄物の削減とライフサイクルコストの低減を推進します。
4.健康・安全[屋上利用者]
  1. 屋上空間を利用するに際し、目地段差の無いバリアフリー床によりより安全な屋上空間実現を図ります。
  2. 屋上空間を防水兼スポーツ弾性舗装化により健康増進に役立つよう努めます。
5.景観[快適なまちづくり]
  1. 周辺環境と調和するための建物全体の色彩計画と景観設計を支援します。
  2. 快適なまちづくり、快適空間創出のため屋上緑化の普及・推進に努めます。

当工業会は、環境負荷の低減に寄与する独自の「環境対応型防水システム認定制度」を設定、2002年4月よりスタートし環境対応の進展を図っております。