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ウレタン防水に関する情報

ウレタン防水Q&A

※項目をクリックすると質問の応えがご覧になれます。

Q1.ウレタン防水とはどんなものですか?

液状のウレタン樹脂を下地に所定量を塗布して硬化させ、所定の厚さの防水層を形成させる工法です。
施工場所で主剤と硬化剤(あるいはA剤/B剤)を化学反応させてゴム弾性のある塗膜を形成します。
材料には2成分形、湿気硬化型の1成分形、スプレー方式による超速硬化形などがあります。
参考:施工マニュアルP8

Q2.ウレタン防水の工期はどれくらいですか?

一般的には一工程で1日の硬化養生時間が必要となります。
バルコニーで一般的に使用されている例ですと、プライマーで1日、ウレタン防水2層で各1日、保護仕上げ塗料で1日、合計4日間程度が必要となります。
※その他、下地処理の工程が1日以上必要なります。また、施工時期や環境、材料特性により要する時間が変わります。

Q3.ウレタン防水の長所と短所を教えてください。

長所:弾性があり、伸びが大きい材料です。また液状の材料を塗布するため、複雑な箇所でも施工することが可能という特徴を持っております。
短所:下地の形状や施工技量により仕上がりに差が出る場合があります。また材料が硬化するまで時間が必要となります。
参考:ウレタン塗膜防水ハンドブックP9

Q4.ウレタン防水層の上に直接植木鉢を置いてもいいですか?

ウレタン防水層を傷つける恐れがありますので、ゴムマットを敷き、その上に植木鉢の受け皿を置き、その上に植木鉢を置いてください。
防水層周辺に水がたまらないよう定期的に清掃を行ってください。

Q5.ウレタン防水層の上に直接土壌して花や野菜の栽培はできますか?

土壌により水が溜まり、防水層を損傷する可能性があるため出来ません。

Q6.ウレタン防水層の上に物置を設置してもいいですか?

ウレタン防水層を傷つける恐れがありますので、ゴムマットを敷き、その上に物置を置いてください。
但し、塵などが溜まり易いので定期的に清掃を行ってください。

Q7.ウレタン防水の防水保証について教えてください。

新築住宅については「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で10年と定められています。それ以外については発注者と請負人の契約によることになります。民法上は一般に最長10年、民間工事標準請負人契約約款に基づくので今は2年とされています。ウレタン防水層の仕様、厚み等で保証期間が異なります。

Q8.日常メンテナンス方法を教えてください。

土や枯葉などの堆積はウレタン防水層を早く劣化させる要因になりますので、常に清掃をしておくことが必要です。
汚れが落ちない場合は薄めた中性洗剤を用いて軟らかい布で除去し、十分な水で洗い流して下さい。
施工部位にもよりますが、1ヶ月に一度は点検して土や枯葉などの堆積を除去することを推奨します。

Q9.ウレタン防水層の施工はどのようにして行いますか?

一般的にはコテやローラーを使用し、人の手により丁寧に行っていきます。
詳細は、作業風景のページを参照下さい

Q10.ウレタン防水の施工時に騒音や臭いなどは発生しますか?

ウレタン樹脂の混練場所においてはハンドミキサーによるモーター音などが発生します。
またウレタン防水材は無臭ではありませんので、工事作業中は窓を閉め、必要に応じ換気口を塞ぐなどの処置を行い居室内への臭いの流入を防止してください。

Q11.ウレタン防水の納まりを教えて下さい。

工業会では、代表的な納まり図を掲載しておりますので下記ページを参照下さい。
納まりのページ

Q12.施工中に適切な工事が行われているかチェックすることはできませんか?

施工中のチェックすることは可能です。工業会ではチェックシートを作成しておりますのでご参照下さい。
チェックリスト

Q13.ウレタン塗膜防水の耐久性と改修方法は?

ウレタン塗膜防水の耐久性は、防水仕様(防水層の厚さなど)、メンテナンスの良否、屋上の使用状況などによって異なります。
標準的な例として、国土交通省X‐1仕様のケースを考えます。5年程度毎に1度保護を目的とした最上層の保護仕上塗料を再塗布していますと15年程度の耐久性(防水性能の保持)が可能です。X‐1仕様は脱気絶縁機能が前提ですので防水層にはフクレ、破断がない状態である筈です。したがって10~15年目の改修時には既存防水層の撤去や下地処理が要らずウレタン防水材の再塗布(2~3mmの増し塗り)のみで済みます。
このことは、改修工事としては大変簡単な工事であり工期は大幅に短縮でき、コストの点でも全面改修に比べ1/2ないし1/3のコストで済みます。他方、改修時に撤去廃材が出ないということは産業廃棄物処理および環境保全、資源有効利用の観点からも大いに評価されます。
以上の点からウレタン塗膜防水は10~15年目の改修時においても非常にメリットの大きい工法であると言えます。